1999年 2月
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2月19日・・・・・ペンティアム3、プレステ2
なんだか、当ぺージの更新が怠っているうちにペンティアム3のフライング発売が開始されたようですね。正式発売ももうすぐということで、値段しだいでは購入を考えている方も多いのではないかと思います。
Slot1互換であり、ほとんどのユーザーは、BIOSにパッチを当てる程度で完動させる事ができるようで、設備投資にそれほど掛けずにすむのはありがたいことです。マイクロソフトからは、KNIに対応する新しいDirectX6.1が既にリリースされていますし、買ってきたその日にベンチマークをとって楽しむこともできるでしょう。
もっとも、その効果は目に見えるほどでもないらしく、AMDの3D NOW!と同様にある程度時間をかけてノウハウが蓄積されないと、面白くないかもしれません。インテルが発売している最適かツールVTuneですが、これもあわせてバージョンアップし、4.0となりました。ペンティアム3向けのライブラリや、ソフトウェアの解析、チューニングツールですので、一気に「ペンティアム3に最適化!」なんて歌い文句で名前を売るのにはちょうどいいかもしれません。C/C++中心ですが、FORTRAN、Java、Delphi、VBなどにも対応しているそうです。
そうそう、そういえば、マイクロソフトが、「ペンティアム3でマイクロソフトは大きなメリットを享受できる」とわざわざ発表したそうです。
Windows2000、Office2000、DirectXや、フライトシミュレータなどのゲームがその対象だそうで、3D NOW!んpときにゃ言わなかったくせに、Intelの時はそんなことをわざわざ言うなんてマイクロソフトらしいですね。
もっとも、クロームエフェクトの名前が挙がってこないあたり、本当に空中分解してしまったのでしょうか? ちょっと残念です。
ソニーと東芝で共同開発しているプレイステーション2(仮名)ですが、細かいハード的な仕様が明らかになってきました。
CPUは現行通りMIPS系です。MIPS4アーキテクチャを基に、107個の独自命令を追加した様子です。これは、3D NOW!やKNIのようなSIMD型の命令で、128ビットです。もちろん、普通のレジスタも128ビットで、32本あるようです。250MHz動作時で363MIPSに達するすごいやつです。
また、レンダリングエンジンを別個で搭載するようで、125MHz動作。これらを合わせると、5500万ポリゴン/秒に達するそうです。
主記憶は、D-RDRAMになるそうで、ソニーも1~2年後のパソコンの主記憶はD-RDRAMになっていると予想しています。汎用品のほうが安いですから、懸命な判断でしょう。
今回は、チップレベルの話であり、実際にプレイステーション2が、現行のプレイステーションの上位互換になるとか、そういった話は出てきませんでしたが、なかなか現実味を帯びてきたあたり、発売が楽しみです。
そういえば、ドリームキャスト発売日にSCEはネタをぶつけてくると言ってましたが、実際は、セガが予定数のドリームキャストを確保できなかった為、見送ったみたいです。
いやー、次世代ゲーム機。どうなるんでしょうね。