1999年 4月
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4月28日・・・・・久々の挨拶、Web視聴率調査、IPv6、MSの儲け度具合
みなさん、こんにちわ。
すっかり掲示板ばかりになってしまって、メインたるべきコラムの更新がまったくといっていいほど進んでおりませんね。申し訳ないなと思いつつも、なかなか、どっしりと机に向かって、物を書くような時間が取れていないのが現実です。
なるべく、更新できるようにしていきたいと思いますので、見捨てないでくださいね。
今月は、千歳忍のNetでGOGO!というページを作って、丁度1周年です。TOPページは30000Hitという、まあ、たいして宣伝もしていないところにしては、非常に高い数字をいただけて、満足してます。
山が大きく2つあり、1つは、サカナという方が運営していらっしゃる「AKIBA BUYBUYBUY」というページと相互リンクさせていただいたことです。お仕事もさせていただいたり、いろいろお世話になっています。この場を借りて、お礼申し上げます。
もう1つは、メールマガジン発行システム「まぐまぐ」の発行する「ウィークリーまぐまぐ」に初心者用語辞典が載ったことです。これで、当ページを知った方も多かったことでしょう。瞬間最大風速は、700hit/8時間と、通常の20倍を記録しました。これは、用語辞典からTOPページを見てくださった方だけですので、実際には、その数倍のアクセスがあったものと思います。掲示板も、50個しか保持できないため、あっという間に流され、誰の目に触れることなく消え去っていった投稿も多かったことでしょう。
最近は、ちゃんと、150個まで残せるようにしました。もう、流されていくこともないでしょう。そうそう、チャットルームも作りました。みなさま、お気楽にご利用ください。千歳は、11pmあたりから大体常駐しています(^^)
これからも、いろいろ、気に入ったものを独断と偏見で紹介したりしていきますので、これからも、NetでGOGO!をよろしくお願いします。
古い記事で、風化しなさそうなものをいくつかまとめてみました。
まずは、Webにおける視聴率調査です。
言われてみると「ああ、そう言われてみると、そんな気がする」と思う結果が出ていますよ。
どういうことかというと、1つのwebページを見ている時間は20秒未満が6割に達するということです。まあ、検索した結果や、リンク集からリンクをたどって、なんとか興味のある目的のページを探し出そうとしているのでしょうね。
htmlを展開しながら、文字やレイアウトの骨格が出てきて「ああ、ここじゃない」なんて思いながらクリック。それが20秒というところでしょうか。
逆に、1ページあたりの視聴時間が長いのは、掲示板や、チャットだそうです。まあ、当然といえば当然ですね。時間差チャットでもなければ、チャットはリアルタイムで行うものですし、掲示板も、1日の分を読んだり、書いたりしていれば、それなりの時間を要することになります。
ここでわかってくるのが、「行き付けのページは長い」「探し物は短い」というスタンスがはっきりと出てくることです。
もう一つは、ポータルの問題です。ポータルとは、玄関というような意味合いで、ブラウザを立ちあげて最初に表示されるページ(いわゆるホームページ)です。これは、TVつけたら、必ず出てくる番組みたいなもので、非常に視聴率がいいのですね。ここを確保できれば、広告による収入などメリットも多いと思います。Yahooや、goo、infoseekといった検索エンジン系や、msnなどの総合コンテンツ系などが有名ですね。AOLがネットスケープを買収したのも、ブラウザよりもポータルサイトがほしかったからという話もあります。
日経の行った調査では、Yahooがトップで、2位がmsnだったそうです。確かに、yahooだけで、メールやページャー、それどころか、鉄道の乗り継ぎ案内なんかもみれてしまいますし、もちろんタダ。これは、すごいことですね。
被験者の37%以上が、月に一度以上yahooを訪れるという結果が出ています。これを一般のインターネット利用層にそのまま当てはまるかは疑問ですが、もし仮に、試算したならば、200万人近い数字が出てきます。ビジター数で、これだけですから、ページビューで見ると、どれほどか、想像もつきません。
yahooが市場最速で店頭公開を果たせたのも、なんだか納得のいく話ですね。
きっとの、そのうちビデオリサーチのような会社ができて、webの視聴率がはっきりと表示されてくる時代がくるのかも知れませんね。
各社から、現行のTCP/IPであるIPv4と、次世代のIPv6の両対応のルーターなどが発売され始め、本格的に幹線はv6へ移行する準備が整いつつあるようです(v5は欠番)
IPv6はIPv4のもつIPアドレスが32ビットから、一気に128ビットへと拡大するため、なんと、現行の4億の1京倍の1兆倍というすさまじい端末を識別することが可能となります。(現行のアドレスの枯渇は、絶対数そのものよりもクラス分けによる弊害だと思います)
だ、だれか、アラビア数字で表記してください。もう、すごすぎてよくわかんないですね。
そういえば、C’sWareのゲーム「L○vW○ve」では、セリフではipv6へ移行し終わった世界といっているのに、画面上のtelnetの画面で「192.168.0.1」とまあ、きちっと32ビット表記してくれているのに笑いました。はて、こんな事は以前のコラムにも書いた気が...
今回は、その、128ビットに増えたアドレスの割り当て方法が決まったということです。(あれ、まだ暫定のまま?)ほかにも、DHCPも標準で取り入れられることも決まり、パソコンや、それに類する端末ばかりではなく、電子レンジや、炊飯ジャーなどの家電製品もIPをベースとした家庭内通信ネットワークを構築することのできる基礎が決まったという感じです。
「僕んちは、電話でお風呂が沸くんだよ」なんて、そんな事言っちゃいけません。これからは、携帯からiModeでお風呂を沸かす時代です(笑)
去年のマイクロソフトは、売上高で27%アップ、純利益で、63%アップと、ほとんど反則的なぐらいすごいです。確かに、アメリカは好景気で、コンピューター関連だけで見ても、ほとんどのメーカーは、増収、もしくは増益としており、一概にマイクロソフトだけが、とも言えないのですが、純利益63億6000万ドルは、なんと、アップル社の総売り上げよりも多いのです。(アメリカのNCRの売り上げと匹敵するそうです)
利益ですよ、利益。売り上げじゃないんですからねぇ。かかった経費除かれた数字ですよ。1ドル=120円と換算しても7632億円ですよ。あんた、ビルゲイツは、札束の布団と、札束のプールと、GOLDのリムジンに乗ったって、まだ余っちゃいますよ、きっと。
このあいだ、日本マイクロソフトの成毛社長と会ってきましたが、「ビル(ゲイツ)は、豆腐やかと思いましたよ。なにしろ、資産を、1丁(兆)、2丁(兆)と数えるもんだから」なんておっしゃってました。
寒い。
ちなみに、この純利益は、アメリカIBMを抜き、IT産業としてはトップだそうです。
そうそう、インテルは、AMDの猛追を受け、セレロンで対抗したためか、売り上げは微増ながらも、利益は2桁減と、散々な結果だったようです。
はぁ、そんなに儲かっているんだったら、現金キャッシュバックキャンペーンとかしてほしいですな。バグ修正しただけのワープロを外販しないでほしいですな。IE5入れたら、突然IMEが利かなくなるのをどうにかしてほしいですな。
(続く)