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千歳忍の独り言

なんでも解説!

1999年 11月

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もくじ

 

11月11日・・・・・NT2000Rc2その後・メーラーを取り替えた(^^)
11月15日・・・・・NTTのiプラン。常設Internet
11月20日・・・・・いただきものCG、掃除をしていると
11月29日・・・・・マイクロソフトのCATV会社買収劇

 


 

11月29日
クルマに乗る千歳(助手席)

 マイクロソフト、CATV会社の買収劇

 タイタスコミュニケーションズという会社をご存知でしょうか。あまりピンとこられる方も少ないかと思いますが、なかなかのケーブルテレビ会社です。相模原市や、柏市、札幌市など、全国に12個所で事業を行なっており、この業界ではかなりの大手だと思います。
 マイクロソフトは、このタイタスコミュニケーションズを買収すると発表しました。それも、国内CATV業界では、最大級の金額でです。ビル・ゲイツはいったい何を考えての行動なのでしょうか。
 その金額は1000億円です。タイタスの資本を考えても、売上を考えても高すぎるとおもえる金額です。サービス提供世帯100万世帯のCATV会社を1000億円ということは、1世帯につき10万円もの投資になります(もっとも、バックボーンやそのための施設費でしょうが)

 筆頭株主であるメディアワンとの交渉が「最終段階」に達していると発表したのが11月24日。そして、12月頭にも、日本での株主である伊藤忠商事、東芝との交渉に入るとも伝えられています。(伊藤忠商事、東芝、USウェスト、タイム・ワーナーの4社が均等出資し誕生した同社ですが、その後、USウェストとタイム・ワーナーの2社が保有株をメディアワンに売却し、現在に至っています。CATV会社への出資は、総合商社や、日本テレコムなどの通信会社が多いみたいですね)
 このタイタス。他社に比べるとインターネット接続に力を入れている様子で、高速バックボーンを持ち、家庭などに対してもかなり高速な帯域をリーズナブルに提供しています。私も、豊島ケーブルテレビの遅さに耐え切れず(それだけの為に)タイタスのサービスエリアである板橋区に引っ越しでもしたいぐらいです。

 マイクロソフトは、今後一般化するであろうネットを通じての音楽配信、電子商取引、その他のサービスなどを睨んでのイニシアティブを取ろうと考えているのです。
 ネットワークというものが、現在のTVのように、生活の中に溶け込み、あって当たり前、そのような時代がそう遠くない未来、いえいえ、数年から10年内で達成されると考えているのでしょう(そうでなければ、彼らの手で達成させてしまうでしょう)
 より高速で、より当たり前である為には、現在の公衆回線網(電話)では役不足です。従量課金制、帯域の不足。そんなのでは、ネットでの音楽販売をやっても、一部のヘビーユーザーしか寄り付きません。
 マイクロソフトは、ソフトバンクと組んだ高速常設インターネット接続サービスにも資本参加しています。ADSLを主体としたサービス会社もすでにスタートしています。SONYは電波を利用した無線方式でのサービスを準備しています。しかし、その中でもっとも普及し、もっとも利用しやすいのがCATVなのです。
 この買収劇により、基盤の弱い日本のCATV会社はどんどん合併、買収され、淘汰されていくことになるでしょう。場合によっては、近い将来、インフラだけを利用し、テレビ放映を止めてしまうような「ケーブルインターネット」会社などというものも出現してしまうのでしょうか。
 インターネットを取り巻く環境は、今、激動の渦にあります。
 地上波デジタル放送が開始されれば、今のように、やれメールだ、やれwwwだと意識するようなこともなく、テレビショッピングでお茶でもすすりながら「オーダー」するだけでインターネットを経由して発注などが出来るようになっているのでしょう(もっとも、iModeやSkyWalkerなどのサービスでメールしてて、インターネット経由というのはあまり意識しませんが)
 その時の覇者は、やはりマイクロソフトなのでしょうか?

 破壊週間その後

 PC破壊週間とは、
 1)今まで動いていた機器が何の音沙汰もなく壊れていく状態。その期間は、1週間~数週間に及び、他者にまでその影響が出る場合がある。数年に1度、季節の変わり目に起こることが多い。
 2)新しい機器を導入した結果、他のものが不調になり結果として交換を余儀なくされ、やらなきゃよかったと後悔するも、元には戻れないと懺悔する週間の事。

 え~、うちのネットワークが調子悪かったので、思い切ってハブを交換しました。今までは、PCI(プラネット)の100/10デュアルスピードハブだったのです。これを、Coregaの100/10スイッチングハブにしてみました。
 うちは、AT互換機2台、ISDNルーター1台という構成なのです。メインマシンにWindows98SP1を、もう一台には、Windows98とWindows2000をデュアルブートできる状態にしてあります。
 当初は、NICをおのおの2枚刺し、AT機同士をクロスケーブルで直結し100Mと、ルーターのほうへ10Mで繋いでいました。(当然、バインドで100M優先にしてましたが)しかし、これはあまりにも情けない。ここはいっちょ安くなってきたことだし、100Mハブを買うか! という訳で買ってきたのがPCIのハブだったのです。
 ところが、面白いことに、2号機→1号機へのファイル転送は100Mでの転送がおきるのですが、逆の1号機→2号機では、転送速度が1M程度しか出ていないのです。(10Mじゃありません。1Mです。毎秒100k程です。等速CDよりも遅いです。この間CDからキャプチャしたWAVEファイルをコピーしようとしたら、185分って出ました。なめてんのかって感じです)
 これはおかしい、とさまざまな実験を繰り返しても、結局改善することなく、あきらめることになりました。ハブから「ぷちぷち」抜いてクロスケーブルで繋いであげれば100M出るのですから。
 しかし、テレホーダイ時間中、チャットやICQなどをしながらファイルをコピーしようとすると、一時的にインターネットから外さなければならないことに気がつき、おお慌て。「おおお、面倒くさい」
 千歳頭脳は考えました。クロス接続では100Mでるのだから、きっとハブが悪いに違いない←単純。
 程なくして、新しいハブを入手したのですが、結局症状は改善されませんでした。結果、NICのどちらかが悪い(笑)ということになり、新しいものを入手しようと思案中です。やはり、100Mカードの初期の初期に買ったIntelのEtherExpressが悪かったのかな~ いまごろ交換しなけりゃいけないなんてね。
 とほほ。

 今日の独り言「タイタスさん、マイクロソフト傘下に入ったら、もう仕事取れないなぁ」


11月20日
PC破壊週間の兆し

50000ヒットありがとうございます

 11月の1日をもって当ページも50000ヒットを迎えることができました。本当にありがとうございます。
5月に3万ヒットを頂いておりましたので、5か月で2万というページビューがあったことになります。予想よりも速いペースでのカウンタアップに感激です。 

 当ページの読者様から、記念CGを頂きました。
COMさん、ありがとうございます。
 画像をクリックしていただくと、本来のサイズでご
覧になれます。

 HMX12 マルチですね~(^^)

 

 名刺

 久々にゆっくりとした午後を過ごせました。
 のんびりと、足りなくなった名刺を刷り直したりしておりました。千歳は、一回に30~50枚だけ作るようにしています。ワープロで作って、無くなると新しいデザインに変えるように心がけてるんですね。。他の方から頂いた名刺も、格好いいなぁ、なんて思うと、次からはそれを真似してみたりもしています。
 最近は、名刺用のインクジェット用紙も豊富で助かります。
 Windows3.1でそういうことをやっていた時は、厚紙にトンボを付けて印刷して、自分でカッターを使って切っていたものですが、今では、気に入った柄のものを幾つか買い置きしておいて、その時のデザインにあうようなものを選んでいます。
 色も、背景も豊富なので、選ぶと迷ってしまいます。
 自分個人用の名刺を持つのは楽しいですよ。何かの機会で名刺渡す時も、会社の名刺じゃ味気ないし、自宅への連絡方法なんてかいてませんからね。かといって、ゲーセンにおいてある可愛いのを出すのは恥ずかしいし(男だと特にね)、必要な文字量も限られていますから。
 私は、住所、電話番号はもちろん、それ以外にも、ホームページアドレスや、ICQのUIN(ナンバー)も一緒に印刷しています。
 どうですか? OFFなどで会った人用に、ちょっとだけ名刺、付き合いのある人用に、電話してね名刺、そんな風に使い分けられたら素敵だと思いませんか?

 掃除をしていると

 ふと見ると、キーボードがひどく汚れていることに気がつきました。
 こまめに埃取りは掛けるようにしているのですが、どうしてもとれない汚れが目立ってきたもので、ここは気合い入れて掃除をしようかと思い、やるならば徹底的を身上とする私は、早速キーボードを分解してみることにしました。
 もっとも、こういった掃除は初めてではないので、何も心配はしていません。始めてやられる方は、キートップが分からなくならないように、文字の位置をデジカメに撮ったりして間違えない用意したほうがいいでしょう。
 以前は、ラバー系キーボードだったので、バラすのも簡単だったのです。ラバー系は、キーボードのバネと接点が一体となったシリコンゴムを使用しているので、扱いが簡単で、コーヒーなどをこぼした時の耐性も強いのが特徴です。反面、キーのクリック感が希薄なのと、押し圧が一定になりやすい為、余り長時間使ったり、大量のタッチを行うには筋肉の負担が大きいように感じます。値段的には安めのものが多いようです。
 今回は、メカニカル系のものを分解してみました。メカニカル系は、キーにバネ(ノートPCなどでは板バネが多い)を用いており、機械的な「カチカチッ」音が特徴です。部品点数も多く、どちらかと言えば高級品に多いのがこのメカニカル系となります。ちなみに、16ビットぐらいのパソコンは、みんなメカニカルキーでした。
 ただし、押した感じやその重さ、クリック感などは、個人によって好き嫌いが大きく出ます。メカニカルだから高級、ラバー系だから安物というような考えはならないほうがいいと思います

 一心不乱にキートップを引っこ抜き、ざるの中に落としていきます。
 キーの中には、バネが入っているので、これは洗わないようにベツのところへと寄せておきました。112コのキーを全て外しおわったら、それを中性洗剤でがしがし洗います。
 ああ、こんなところにコーヒーのシミが... ああ、ポテトチップ。虫の死骸。結構なものが一杯詰まっています。
 あらかた奇麗になったところでタオルで拭き、ドライヤーで乾かします。あんまり熱くしすぎると変形して使い物にならなくなるので、そこだけ気をつけます。
 さあ、ここからが大変です。
 洗剤で落としてしまった潤滑剤を塗らないといけません。でないと、プラスティックの摩擦でまともにタイピングできないキーボードになってしまいます。
 今回は、全面に塗布するためにシリコンオイルスプレーを(CRC556とかでもいいと思います)、細かいところにはチタングリス(たまたま部屋にあっただけ)を塗ることにしました。
 1つ1つ丁寧に塗り、バネを戻し、キートップを埋めて行きます。
 普段使いなれているキーはいいのですが、いざ「プリントスクリーン」「スクロールロック」「Break」キーを埋めようと思うと、その順番に頭をひねります。もっとも、ほとんど使うこともないので、間違って埋めても実害はないのですが。
 全てを埋めこみ、裏ぶたを師め、PCの電源をON! ふふ、きれいになって、なんとも押しごこちのいいキーボードです。
 なんて、よろこんでいたら、あれ、「@」キーが逆ムキに刺さっているのを発見。ああ、何という間抜けなキーボードでしょう。もっとも、押せばちゃんと文字は出てくるので、この際OKです(基本的に横着な千歳)
 さあ、今日はこれでおしまいです。みなさまお疲れ様でした~。

 と、思ったら、甘かった。
 幾つかのキーを押しても画面に表示が出ない様子。普段使わないキーや、2つ以上あるキーShiftやAltなど)ならいいのでしょが、アルファベットや、テンキーでも動かない。
 おおお、しまった~ 接点になにか付着でもしたのでしょうか~っ 強打してもダメ。接点のフィルムスイッチがおかしくなってしまっている様子。
 掃除したつもりが、キーボードを1つ壊してしまったようでした。なんともトホホです。
 今は、セカンドマシンに付けておいた、極ミニキーボードを付けて事無きを得ていますが、やはり、慣れないキーボードは打ちにくい。今日のコラムも、きっと誤字脱字が多いでしょう。それは私のせいではなくキーボードのせいです。悪しからず。

 本日のキーワード 「MP3を再生できる携帯電話登場か?」


 

11月15日
横浜アリーナへ行って来ました(^^)

 本格的に始動を開始した常設Internetサービス

 夏ごろから、Internetへの常時接続をうたう企業が出て来ましたが、どこも、まだ具体的な情報の公開はありませんでした。
 マイクロソフト、ソフトバンク、東京電力の連合による光ファイバケーブル接続、ソニーによる無線接続方式による接続、NTTの24時間テレホーダイ、東京めたりっく通信によるADSL接続、とまあ、数えだしたらキリがありません。
 この中で実際に稼働を開始したのが、NTTの24時間テレホです。NTTは通信分野、および、一般の公衆回線のISDN化を主目的にして進んでいます。郵政省の強い要望もあってか、今回iプランという一般向けの定額料金サービスを開始、24時間テレホを実験開始しました。
 iプランは全国的に始まっている様子で、興味のある方も多いかと思います。SMAPを起用したCMも目につきますしね。
 iプランは2コースあり1800と3000に分かれます。1800は、定額料1800円払うと、3000円分の通話料まで利用でき、割引率は40%です。3000は、3000円払うと7500円分の通話料まで利用できるという物です。こちらは、割引率60%にもなります。

 日中のアクセスが多い方や、テレホーダイ時間にそれほど利用しない、というのであれば、かなり節約できるプランだとおもいます。(規定時間を越えた分に関しては、通常の通話料が加算されます)
 ところが、このiプラン。致命的なことに、「タイムプラス」「テレホーダイ」との重複契約は出来ないのです(エリアプラスは可能) ですから、規定時間を越えた瞬間、従量料金が急に重たくのしかかって来ます。
 夜中にゲームのデモや、チャットに興じられる方などは、かなり不利な価格設定です。もう少し、まっとうなプランになってくれないものでしょうか?>頼みますNTTさん。
 そういえば、テレホも、もともとは空いている夜間回線を有効に利用するという観点からスタートしたものですから、朝8時の終了はいいとして、スタートを夜の8時ぐらいにしてもらえれば、だいぶサービスイン時の混雑がなくなると思うのですが、どうなのでしょう。
 24時間テレホも試験運用が開始されました。
 東京地区では、渋谷、新宿、大田区の一部で、それぞれにつき1000名程度でしょうか。しかも、実験に参加しているプロパイダも限定されているので、なかなかサービスに加入できる人は少ない様子です。月額8000円と、ISDNの基本料金、それにプロバイダの料金が掛かって来ますので、なかなか負担は大きいです。それでも、十分にペイする人も多いのでしょうが。
 本サービス開始は未定ですが、交換機の対応次第では、春先から順次スタートして行くのではないでしょうか。

 ADSLサービス

 東京めたりっく通信は、NTTの公衆回線網を利用したADSLサービスについての料金体系を発表しました。個人向けでは、接続料金5000円台と言う夢のサービスが実現されることになります。
 下り640kbps、上り250kbpsの「標準接続」を月額5500円で、下り1.6Mbps、上り270kbpsの「高速接続」を8000円という破格値です。これらは、当然のことながら、常設サービスであり、24時間使いたい放題ということになります。
 公衆回線を用いていますが、通常の通話とは異なる周波数域を使っているので、電話とも同時に使用することが来ますので、まったくもって専用線という感じでしょう。(ちなみに、ISDN回線では、利用する周波数帯が一部同じため、このサービスを受けることはできません)
 NTTの収容局内でADSLと一般通話とで帯域を分割し、光ファイバを用いてInternetへと接続されることになります。
 この個人向けサービスの場合、プライベートIPアドレスが1つ利用できます。それ以外にも、法人向けサービスが有り「標準接続」を32000円、「高速接続」を55000円で提供しています。こちらは、グローバルIPアドレスを8個利用できるそうですので、どうしても、グローバルIPが必要という方は、個人でも法人契約が可能なのだそうです。逆を言うと、グローバルIPなんか要らないという法人さんは、個人契約でも問題ないということで、個人、法人というよりは、IPアドレスの形態により値段が変わる、と考えたほうがいいかもしれません。
 これ以外にも、加入料35000円、開通接続料に15000円ほど必要なようです。ちょっとお高いですが、同じような速度を得るのに、ケーブルTVでも、衛星通信でも、同じような初期投資は掛かりますので、妥当な金額ではないかと思います。
 もうひとつ、NTTへの「電話線接続料金」を支払う必要があるかと思います。これは、通話料ではなく、交換機までの銅線を使っています、という料金ですね。月額で数百円と噂されていますが、NTTからまだ提示されていないので未知数です。
 きっと、スタート時は「開通接続料無料キャンペーン」とかやってくれることでしょう(期待しましょう~)
 同時に、サービスエリアも発表になりました。
 四谷、新淀橋、茅場兜、池袋、青山、三田の6つの電話局管内です。各局は750名限定で、設備が整い次第スタートして行く様子です。特に、四谷、新淀橋は12月にも開始、それ以外の所も翌年3月までには開始するようです。
 しかし、予約ユーザーが3000名程もいるそうで、ある管轄場所では予約待ち、ということにもなりかねません。興味のある方は、早めに手を打ったほうがいいでしょう。
 東京めたりっく通信のページはこちらです。

 そろそろ、他社も実験段階とはいえ、同様のサービスを開始させてくるはずです。
 アメリカ並みの低価格を目指して、より良い競争をしてもらいたいものですね。

 本日のキーワード「gooがリニューアル! 検索機能を大幅強化」


 

11月11日
平成11年11月11日~っ

Windows2000Rc2その後

 安定稼働してくれている2000Rc2ですが、やっぱり一部動かないゲームなどもあるようですね。DirectX7までは標準で内蔵といいながらも、3DMark99を実行してみると、「DirectX6以降が必要です!」と怒られてしまいます。ものは試しと、MicroSoftからダウンロードしたDX7eng.exeを実行してみると、「互換性のないバージョンのWindowsです」と、怒られてしまいます。
 はて、いったい何が悪いやら。
 どれぐらいゲームが動くの? って興味のある方は、こちらのサイトのこのページをご覧になるといいと思います~(^^)

 さて、本題。
 ちょろちょろと使いだしていくと、いろいろ細かなところで修正が入っていることに気がつきました。
 マウスカーソルに影が付いているとは前回のコラムで書きましたが、よくよく見て行くと、複数ファイルのドラッグアンドドロップなどで、アイコンが半透明グラデーションが掛かるんですね。かっこいいだけで、なにか役にたつものではないのですが、気に入ったので書いておきます。きっと、1つのファイルでもグラデーション掛かってるのでしょうけど、範囲が小さくて分かりませんでした。
 時間がたつにつれ、スタートメニューに登録されているメニューの中で使わないものは、表示されなくなってくるんですね。これも便利。
 もっとも、登録し直さなければいけないわけではなくて、「まだあるよ」ボタンを押すと、にゅにゅっと出てくるのです。プリインストール機や、無作為に体験版などを入れていくと、メニューが凄いことになって来ますが(しかも、セーフモードで立ち上がって、640×480画面だったりすると、表示しきれない(笑))そういったものが抑制されるので、画面がすっきり、アクセスもクイックです。

 ログインが面倒になって来たので、例のごとくレジストリにオートログインするためのキーと値をセット。おお、使える使える~(^^) (AutoAdminLogon・DefaultUserName・DefaultPasswordの3つね)
 元はNTですから、かなりの確率で従来のテクニックは利用できると思います。

 メーラーを取り替えた

 ずーっとMicroSoftのOutlookExpressを使ってました。
 「え? なんで?」
と、よく聞かれたんですが、ま、しょうがなかったんです。
 当時、NECのWeMailを使っていたのですが、なかなか思ったように使えず、IEに同梱されて来たOutLookを使いはじめてしまったのが失敗でした。早い内になんとかしておけばよかったものの、仕事のメールなどが溜まりはじめると、どうしてもその利便性から別のソフトに移行するのが難しくなって来ます。
 そして、当時は、まだ、メールデータのコンバーターソフトなんてものが無かったのですよ(;_;)
 気がつくと、送受信データは50MBを越え、どう考えても人力で何とかなるような量ではなくなってきました。
 メールをコンバートするのに、メーラーにあるデータを、全て自分のメールアカウントにフォワードして、新しいメーラーで受け取ろうかとも考えたのですが、もう、時、既に遅し。泣く泣くOutlookを使いつづけました。
 世の中、受信して、メールを開いただけで感染するワームやら、勝手にアドレス帳に乗っている50人にメールを送りつけてしまうやら、セキュリティーホール突きまくりできる恐ろしいソフトを使いつづけるのに、どれだけの勇気を必要としたでしょうか。

 ある時、窓の杜を覗いていると、おお、待ちに待ったメールコンバータが紹介されているではないですか。これはラッキーとばかりに説明書きを読んでいると... Outlook4までのデータを変換可能! おおおお、なんてこったい。生来の新し物好きがこうじて、IE5のβ版を入れちまってるよ~ しかも、さすがMicrosoft。旧バージョンへのコンバートは不可。保存形式は不明ときたものです。
 その時も、号泣しながらあきらめたのです。

 久々に時間の取れた今日、gooで適当に検索を掛けてみると、おお、あるじゃないですか。Outlook5に対応したコンバータ。
 早速ダウンロード。
 一緒に、WeMail32とBecky!をダウン。両方入れてみて、どっちか使いいい方を利用する事に決定。
 通常、OutLookのメールデータは「C:\Windows\Application Data\Identities\{34B8DC60-3FE4-11D3-BB8B-00C026118EC9}\Microsoft\Outlook Express」にあると思います({}内はレジストリのキーだと思うので、人によってちがうかもしれません)。バックアップ取る時は、このフォルダごとコピーしておいて、リストアの時は、Outlookをインストール、アカウントまで設定しおわってから、丸々上書きで書き戻せばOKです。(ちなみに、ICQもほとんど同様の手順でバックアップ/リストアが可能です。コンタクトリストつくり直すの大変ですからね~)
 そのツールを使って、いったんEudora形式でエクスポート。それをBecky!付属のツールを使ってインポートさせました。
 ああ、これで、安心してインターネットメールをやりとりできるってもんです。
 さあ、あとは、レジストするだけ(^^)>Becky!

 皆様のところには、時々怪しいメールが届いたりすることはありませんか?
 マルチ商法勧誘、エロサイトの紹介、チェインメール、スパム。そのなかに、悪意を持ったものも多いかと思います。「自分だけは安全」なんて思ってると、恐ろしい目にあいます。
 別にOutlookExpressを使うなとはいいませんが、せめて、分かっている範囲内でセキュリティーホールを塞ぐパッチをインストールしたり、こまめにウィルスチェッカーのファイルを更新するように心がけましょう。

 本日の噂「NTTの非接触IC公衆電話はデンソー製らしい」


当ページは「千歳忍」の独り言です。
極力真実に基づいて記述するようにしていますが、当方の思い違いや表記の方法によって一般的な解釈と異なる場合が有ります。意見や訂正の要請は大歓迎です。また、書いてほしいネタも募集しています。その場合はこちらまでどうぞ。

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