昭和12年(1937年)    JASRAC No.000-0246-1 
青い背広で 
    

作詩:佐藤惣之助(PD)
作曲:古賀政男(C) 

 歌唱:藤山一郎(曲リスト)
 MIDI制作:滝野細道 

(一)
青い背広で 心も軽く
まちへあの娘と 行こうじゃないか
紅(あか)い椿に ひとみも濡れる
若い僕らの 生命の春よ
 

 (三)
 今夜言おうか 打明けようか
 いっそこのまま 諦めましょか
 甘い夜風が トロリと吹いて
 月も青春 泣きたいこころ
 

(二)
お茶を飲んでも ニュースを見ても
純なあの娘は フランス人形
夢を見るよな 泣きたいような
長いまつげの 可愛い乙女
 

 (四)
 駅で別れて ひとりになって
 あとは僕らの 自由な天地
 涙ぐみつつ 朗らにうたう
 愛と恋との ひとよの愛か
 
童謡・唱歌・懐メロ 八洲秀章&抒情歌 昭和戦前の流行歌・新民謡 2007/SEP/01 



藤山一郎の当倶楽部のアップ曲リスト
藤山一郎当倶楽部の曲
曲  名 作  詞 作  曲 歌 い 出 し
青い山脈 西条八十 服部良一 若く明るい歌声に雪崩も消える花も咲く青い山脈
青い背広で 佐藤惣之助 古賀政男 青い背広で心も軽く街へあの娘と行こうじゃないか
丘は花ざかり 西条八十 服部良一 若い生命のカレンダーを今日もひらけば君の顔
丘を越えて 島田芳文 古賀政男 丘を越えて行こうよ真澄の空は朗らかに晴れて
男の純情 佐藤惣之助 古賀政男 男いのちの純情は燃えて輝く金の星夜の都の
影を慕いて 古賀政男 古賀政男 まぼろしの影を慕いて雨に日に月もやるせぬ我が
酒は涙か溜息か 高橋掬太郎 古賀政男 酒は涙か溜息か心の憂さの捨て所
さらば青春 佐藤惣之助 古賀政男 愛と希望に身は傷つきて帰る故郷の山のかげ
白鳥の歌 若山牧水 古関裕而 白鳥(しらとり)は悲しからずや空の青海の青にも
青春日記 佐藤惣之助 古賀政男 初恋の涙にしぼむ花びらを水に流して泣きくらす
東京の夜 西条八十 竹岡信幸 東京の夜夢の夜ネオンの灯りほのぼのと胸さえ
東京ラプソディー 門田ゆたか 古賀政男 花咲き花散る宵も銀座の柳の下で待つは君ひとり
長崎の雨 丘灯至夫 古関祐而 今宵港に聞く雨は沖のカモメの偲びなきジャガタラ
長崎の鐘 サトウハチロー 古関祐而 こよなく晴れた青空を悲しと思う切なさようねりの
なつかしの時計台 丘灯至夫  八洲秀章 はるばると雲がゆく牧場の果てに山羊が鳴く想い 
懐かしのボレロ 藤浦  洸 藤山一郎 南の国唄の国太鼓を打て拍子をとれ楽し
ニコライの鐘 門田ゆたか 古関祐而 青い空さえ小さな谷間日暮れはこぼれる涙の夕陽
春よいずこ 西条八十 古賀政男 おもいではおもいでは青い背広の涙ににじむ紅の
三日月娘 薮田義雄 古関祐而 幾夜重ねて砂漠を越えて明日はあの娘のいる町
山のかなたに 西条八十 服部良一 山のかなたに憧れて旅の小鳥も飛んで行く涙湛え
夢淡き東京 サトウハチロー 古関祐而 柳青める日つばめが銀座に飛ぶ日君を待つこころ